犬も猫も共に暮らす家族だから。

関東は桜も散り始めているようですが、

北海道の桜はまだ10日〜
2週間ほど先・・・

今年も桜の季節、どんな出会いがあるのか楽しみです。


→のニャンコ達・・・我が家で保護した

妊婦猫さんが出産して母猫のお腹にいる時から見守ってきたしまいです。


友人宅の子になって今はもう10歳になります。
彼女たちが生まれる前から10年間見守り写真を写してきた。

私にとってはこの子たちもまた大切なファミリー。


 

私がなぜ、ワンやニャンと家族の写真を撮りたいのか、と
言うと、先代の幸太郎と過ごした体験があります。

彼は札幌の動物管理センターに半年の間に3回出戻り
4度目の正直でうちの子になりました。

その頃7歳と言うことでしたが、うちの子になって
1年ちょっと、2回目の春に具合が悪くなり
夏の初めに虹の橋を渡りました。


1年半くらいしか一緒に暮らせなくて、こんなにあっという間に
旅立つとは思ってなくて。

彼の写真は撮っていたけど、一緒に写っている家族の写真が
なかったんです。

最後の3ヶ月くらいは、闘病と仕事とで、彼を支えることで
めいいっぱいだったから・・・


この写真を写した時も、すでに調子が悪く、
最後の2、3ヶ月頃、しんどそうな彼の写真を

 


撮ることも、その写真を後から見ることも辛くて
彼の死後、2年くらいはペットロス状態でした。


でも・・残った幸太郎の写真を見直すと
保護してうちにきた頃の不信感丸出しの表情と
うちの子になってお互いの信頼関係ができてからの
写真の表情が全然違うんです。

もっとこうしてあげれば良かったと後悔することが
多かったですが、彼も私もその時その瞬間を
一生懸命に生きていた。

こうたろうの写真はなんども見直し、飾ってもいます。
たとえ1年半の短い時間でも彼の写真が私と彼の
共に過ごした時間の大切さ、愛おしさを伝えてくれています。




幸太郎を看取った翌年には妹の旦那さんが,
その前年には友人が、
昨年は父が病で旅立ちました。


元気な時にはこんな時間が永遠に続くと思っていたけど
今ここに共にいることも奇跡で、今を共に過ごす時間が
愛おしいもの・・・


この1、2年、友人知人のわんこたちが旅立つことが多く、
少しでも元気なうちに、と遺影用の写真を頼まれたり
生前に何気なく撮影したスナップ写真を、愛犬を看取った後、
引き伸ばして欲しいと頼まれることも多くなってきました。


友人知人の愛犬や愛猫さんたちが旅立った話を聞くたびに、
スナップ写真だけでなく、パパやママとの家族写真を撮らせて
貰えば良かった・・・との想いがあります。

 

共に笑い、共に泣き、ずっと一緒に過ごしてきた家族だから・・・
今ここにある笑顔をたくさん残しておきたい・・・

それはきっとあなたと家族の未来を照らす道しるべになるから。